さんさん子育て日記

アラフォー新米てんぱりママの日々

助産院で産むという選択

私は助産院で出産しました。

病院と助産院の一番大きな違いは医師がいるかいないか、つまり医療行為が行えるかどうかだと思います。

私が助産院を選んだ理由は分娩台の上で会陰切開されて産みたくないからでした。
分娩台は、私には産む人を一番に考えていない、医者に一番使いやすいようにデザインされているように見えて受け入れがたく感じました

しかし、医者がいないということは、何かあったときに不安なので、結構迷いました。
最終的に助産院にしたのは、分娩台への抵抗感がとてと大きかったのと、何かあったら即提携病院へ搬送してもらえるという安心感を持てる助産院が見つかったからです。

私がお世話になった助産院には、壁に「迷ったら即病院へ連絡すること」「勝手に判断しない」というような張り紙がしてありました。

また、妊娠中に医療行為が必要なお産になる可能性がわかれば病院で産むことになってしまうので、妊娠中の自己管理は病院より厳しいかと思います。

そして、助産師さんに「産む人が主体的にお産できることを大切にしている」と聞きました。
すごく良いなぁと思いますし、実際にとても主体的なお産をさせてもらえました。
フリースタイルでの出産だったので、床に横になったり、分娩椅子に座って産み綱を握ったり、途中で何度かトイレに連れて行ってもらったり、最終的にはベッドの上で産み綱につかまって、とにかく自分がこうしたいという事を、助産師さんが全力で助けてくれました。
また陣痛中は、助産師さんにお尻や足を抑えてくれるように指示(?)しまくりました。
出産後、指示し続けてしまった助産師さんに謝ったら、「主体的でとても良いお産でしたね」と言っていただけて、徹底的に産む人主体で考えてくれる姿勢に感動しました。

病院で産んでいないので比べられませんが、私は助産院で産めたことに満足しています。

お産は命懸けです。
病院でも助産院でも、自分がここなら信用できると思えるところで産むのが一番良いのではないかと思いました。